10月は爽やかで過ごしやすい時期です。いよいよ季節は秋本番といった雰囲気になっていきます。特別に暑い日もなければ寒さを感じることもないとても過ごしやすい時期です。何をするにも適した気候なので、充実した時間が過ごせるのではないでしょうか。読書を楽しむにも最適ですし、旬の味覚も豊富にそろう時期なので、季節の味を存分に味わえます。一方で朝晩の冷え込みは冬に近づき、寒暖差のある日が続くため体調管理も大切になりますね。そこで、10月といえば・・・をいろいろ集めてみましたので紹介します。
●旬の食べ物が豊富に出回る時期です。10月に旬を迎える主な食べ物はこちら。
・なす
・米
・栗
・しめじ
・秋シャケ、さんま、サバ
秋の味覚を楽しんでみてはいかかがでしょうか。
次に10月に咲く花で代表的なもの
・コスモス
・浜菊
・パンジー
・ヒイラギモクセイ
果物狩りや紅葉が見ごろとなるスポットに出かけてみるのもいいかもしれません。
●衣替え
10月1日は衣替えということで、学校や区官庁などの制服が夏服から冬服に変わります。10月は秋の深まりとともに朝晩の冷え込みが強くなる為、衣類と合わせて寝具の寒さ対策をしておくといいですね。
●風邪対策をはじめましょう
帰宅時の手洗いやうがいをしっかりと行うことはもちろん、栄養や休養を十分にとって免疫力を高めることも大切です。調子が良くない時には、早めの通院を心がけましょう。
●目の健康に気を付ける
10月10日は目の愛護デー。スマホやパソコンを見る機会が多い場合は、目の健康にも十分配慮したいですね。何気なく使っている目ですが、紫外線やブルーライトで大きな負荷がかかっているため、目の健康にも気を付けましょう。
●10月の年中行事・記念日
第二月曜日は、体育の日です。体育の日は、スポーツにしたしい、健康な身体をつちかう国民の祝日です。
●十三夜
古くから秋の名月を鑑賞する「お月見」の風習を持っている日本。「秋の名月(十五夜)は中国から伝来した風習ですが、「十三夜」は日本独自の風習と言われています。十五夜にお月見をしたら、必ず十三夜にもお月見をする風習がありました。これは十三夜のお月見をしないことは「片月見」といわれ、忌まれていたからです。サトイモなどを供えることが多い十五夜は「芋名月」とも呼ばれていますが、栗や豆を供える十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。中秋の名月の後なので「後の月」、十三夜の夜のお天気で翌年の小麦の収穫を占う習慣から「小麦の名月」などの呼び名でも呼ばれています。今年の中秋の名月は、10月1日。十三夜は10月29日です。ぜひ、お子様と一緒に夜空を見て楽しんでください。
- ハロウィン
ハロウィンは、毎夜10月31日に行うアメリカが発祥のお祭りで秋の収穫祭と言われています。ハロウィンでは、カボチャ料理やカボチャの中身をくりぬいたジャック・オー・ランタンを作ったり、仮装して近くの家でお菓子をもらう風習などがありますね。もともとは悪霊などを追い出す宗教的な意味合いがあったことから、お化けがモチーフになっています。
〇老司公民館では、毎月第二・第四水曜日10時から12時までの予定で乳幼児対象の子育てサロン ぽかぽかランドを開催しています。しあわせの星保育園の先生も一緒に手遊びなどを行っています。
〇老司式瓦と「老司、野多目」の語源について
大宰府政庁など九州に合った古代官衙(かんが・役所)や寺に使われた瓦の型式に「老司式(ろうじしき)」と「鴻臚館式(こうろかんしき)」の二種類があるそうです。
老司は地名です。鴻臚館は古代の迎賓館的な所。
老司式の特徴は唐草模様のデザインが片流れになっていて、三角形のギザギザの鋸歯(きょし・のこぎり形)の文様が付いているそうです。老司では良質の赤土がとれ、そこで瓦を作っていたようです。そのデザインが老司式と呼ばれるようになったわけです。
これに対して、鴻臚館式は唐草模様が中心から左右対称になり、鋸歯紋(きょしもん)がないそうです。
〇「老司」という地名について
神話に出てくる塩土翁とは、塩田、塩原を経営していた神で、それ以外に赤土の採掘権を保有する神であったらしく、これを万葉の頃には虜人(ろじ)と呼び、それが老司(ろうじ)に変化したそうです。
赤土は川が蛇行する所に堆積し、ここで土取りを深くしていくと水が溜まって仕事がはかどらなくなるため、川の水路をまっすぐにして水を流します。これが「野多目」だそうです。