寒さも本格的になり、冬の訪れを感じるようになりました。
冬は風邪に始め様々な感染症にかかりやすくなる季節です。
まずは徹底した手洗い、うがい、消毒が大切になってきます。
又、飛沫感染を防ぐためにも園では咳や鼻水エチケットを
日頃から伝えています。
- 咳エチケット
咳をした時は手で押さえてしまうとそこから色々なものを触り、
広げてしまうため、腕で口元を抑えます。
くま組のお友だちは「咳をしたらどうするの?」
と尋ねると「こうするんだよ!」と教えてくれました!
もも組のお友だちも腕で上手に抑えています(^^♪
〈咳がひどいとき〉
・室温は 20℃前後に、湿度は50~60%位にする。
・睡眠時、クッションなどを使って上半身を高くする。
・室内に洗濯物を干したり、加湿器をつけたりして、喉を潤しましょう。
・麦茶や白湯など、刺激のない飲み物で水分補給をこまめに行いましょう。
(刺激になるので柑橘系や冷たい物は避けましょう)
- 鼻水エチケット
鼻水は体を守るために必要なもので
鼻や喉に付いたウィルスを排除するために出るものです。
まだ上手に鼻をかめない子は、ティッシュでこまめに拭いてあげたり、
鼻水吸引器などを使って吸い取ってあげたりしましょう。
また、頻繁に鼻水を拭いていると鼻の下の皮膚が赤くただれてくる為、
その場合は炎症を抑える軟膏を塗ってあげましょう。
鼻水が出ていることを知らせると自分でティッシュを
取りに行きます。
鼻水をふきふき~♪
仕上げに先生が丁寧に拭くようにしています。
拭き終わったらゴミ箱にポイッ!
褒めながら伝えて行くことで、
楽しみながら習慣づいていくようにしています☆
〈鼻水の色を見てみよう!〉
すぐに拭くことも大事ですが、観察をすること必要です。
鼻水の色によってわかることもあります!
〇透明
気温の変化によるものやかぜの初期症状の場合に見られます。
鼻水は垂れたままにしていると
肌荒れの原因になるので注意が必要です。
〇黄色から緑色
細菌に感染している可能性があり、
緑色に近いほど症状が悪いので早めに病院へ
行きましょう。また、透明の鼻水に比べてドロッと
しているため、鼻の奥で溜まってしまうことがあります。
その時は加湿などを行い、鼻水を出しやすくしましょう。
感染を防ぐためには強い体づくりも大切です。
お散歩に行ったり戸外で遊んだりとよく体を動かし、
しっかり食べて良く寝て体を休めることで、
冬の寒さに負けない体を作っていきましょう!