もしもの為に【保健委員会】

早いもので、今年も終わりに近づいています。年末年始は、家族で過ごす時間も多くなり子ども達も楽しみにしています。長期休暇になりますので、怪我や病気などに気を付けて過ごされて下さい。元気に過ごすことが一番ですが、いざという時の救急法を紹介します。

子どもの怪我で1番多いのは高い所から落ちて「打ち身」や「骨折」をすることです。階段・ソファ・椅子・ベッドなどからの転落事故が多発しています。予防策として、滑りやすい部屋では靴下を脱がせたり滑りやすくなる物などを置かないようにしましょう。

また、危険な場所に近づけないように柵や保護ガードをつけると安心です。

次に多いのは、小さなものを誤飲してしまうことです。特に気を付けたいものは、医薬品・ボタン電池・水で膨らむビーズです。化学反応を起こして胃を溶かしてしまったり、状況により手術が必要になることもあります。保育園でも、もしもの為に、職員で研修を行いました。人形を使って、子ども達が食べ物をつまらせてしまった時にどうすれば良いか考えました。

もしもの為に考えて準備しておくことは大切だと改めて感じました。

3番目に多い怪我が、「やけど」です。お家の中では、加湿器・炊飯器・電気ポットなどがやけどにつながることが多いそうです。予防策として、蒸気が出ない家電を使用することや、倒れても蓋が空きにくいものを選ぶことです。また、コンセントなどが子どもの動線に置かないようにしましょう。

最後に、新型コロナウイルスやインフルエンザなど病院に行くのも考える時期だと思います。そんな時に役立ちそうなところを紹介します。

・福岡県救急医療情報センター 電話番号#7119 または 092-471-0099

症状に応じて、現在受診が可能な最寄りの医療機関を24時間、案内してくれます。

・こどもの救急

6歳までのお子さんが急病の際に、病院を受診するかどうかの判断の目安を提供してくれるウェブサイトです。

・福岡県小児救急医療電話相談 電話番号#8000 または 092-661-0771

お子さんの急な怪我や病気で心配な時に経験豊かな看護師がアドバイスをする電話相談窓口です。 病気や怪我に気を付けて、楽しい休日を送りましょう!