今年度も残りひと月。3月5日は啓蟄(けいちつ)。暖かい春を迎え、冬ごもりをしていた虫たちが出てくる時季ですね。そこで、一足早く様々な春をご紹介します。
- ひなまつり
「うれしいひなまつり」の歌詞の登場人物に興味津々の子ども達。七段飾りには2体の内裏びなに、身の回りのお世話をする三人官女、能楽を演奏する五人囃子、警護係の左大臣、右大臣が続きます。雑用係の仕丁を含めて全部で15体の人形が飾られます。
・ハマグリ
ひな祭りに食べるハマグリのお吸い物。対の貝殻だけがぴったり合うことから良い結婚相手に恵まれますようにという願いが込められています。ハマグリはうま味が凝縮されているのでお吸い物には最適。子どもにとって大切な鉄分やビタミンB12などの栄養素を多く含み、滋養もたっぷりです。
- 春の山菜
3月は芽吹きの季節。なじみ深いツクシやフキノトウの他にゼンマイ、ワラビ、タラノメ、ノビル、セリなどの山菜も豊富です。お浸しや天ぷらにするとおいしく味わえ、食卓が一気に春めきますね。大人がおいしそうに食べていると、子どもの手も伸びてくるかもしれません。
☆一年間の健康チェック
お子様と一緒に一年間を振り返り、健康習慣のチェックをしましょう。
□早起きをする
□食後は丁寧に歯を磨く
□毎日朝食を食べる
□毎日お風呂に入る
□手洗い・うがいをしっかりする
□外で元気に遊ぶ
□家族や友だちといっぱい笑う
☆進級
進級に不安を感じているおうちの方もいらしゃると思います。周りと比べず、お子さん自身の成長を振り返ってみてください。大きな声で挨拶が出来た、靴下を履けたなどたくさん見えてくるのではないでしょうか。できないことではなく「できるようになったこと」に目を向け、口に出して褒めてあげましょう。
☆「甘え」で充電
新たな環境に対して不安を感じやすいこの時期、いつもより親に甘える子どもの姿が多くみられます。抱っこをせがんだり、わがままを言ってみたり。困ってしまうこともありますが、受け入れてあげましょう。満足するまでたっぷり甘えた子どもは、しっかりと充電して
安心して次のステップへ踏み出すことが出来ます。